海外Web3プロジェクトのリアルな声をお届けするFAO3|Founder Alliance Offering 3

累計ユーザー数30万人突破!超人気ゲーム「Titan Hunters」CEOに独占インタビュー

20 views
約15分
GameFi
累計ユーザー数30万人突破!超人気ゲーム「Titan Hunters」CEOに独占インタビュー

今回は、2022年3月末にリリースされ、既に30万人以上のユーザーを抱える超人気ゲーム「Titan Hunters」のCEOであるAther氏にインタビューしました。

プロジェクトの内容や設立の経緯はもちろん、日本進出への計画しているマーケティング戦略や今後の計画、さらには今Titan Huntersが抱えている課題まで細かくお話しいただきます。

本記事は以下によって構成されています。

Topeboxについて
Ather氏のゲーム産業への参入。そしてTitan Hunters開発へ
Titan Hunters概要
ゲーム内コイン$TITAの活用方法
ガチャで一攫千金!Titan Huntersのゲームプレイとゲームエコノミー
Titan Huntersの今後の展望。日本市場に進出へ
Titan Huntersが抱える課題とは?

Topeboxについて

— Titan Huntersはとても将来性があるゲームですよね。特に、無料で遊べるモードがあるのはとても魅力的で、素晴らしいアイデアだと思います。

Titan Huntersについてインタビューさせていただく前にTopeboxという会社やチームメンバー、そして会社の創立などについて教えてください。

Ather氏: TItan HuntersはTopeboxのアドベンチャーゲームです。私たちは15年以上のゲーム開発経験を持ち、18人以上のチームメンバーがいます。

ゲームロフト、ユービーアイソフト、そしてベトナムで最も大きな会社の一つであるEBIZWORLDといった大手企業様と連携しています。

そして、Rikkeisoftというベトナムで最も大きな会社の1つのパートナーになっています。

— そうなんですね。会社の設立についてもっとお聞きしたいです。どのように会社を始めたのか、何がきっかけで会社を始めたのか、当初は何人だったのか、などを教えていただけますか?

Ather氏: 分かりました。Topeboxは15年以上に渡ってモバイルゲームを作り続けています。ベトナムでは最大手の1つです。2012年に10人ほどで設立され現在では18人以上の従業員がおり、80以上のゲームタイトルがあります。

例えば、2016年には「Politaire」がApp Storeのゲームでベスト10にノミネートされるなど、多くのヒット作を持っており、またApp Storeで最も人気のゲームである「Sky Dancer」のような大ヒット作品もたくさんあります。

2020年まで、私たちは王道のゲームにだけフォーカスしていました。しかしその後、NFTゲームの開発に力を入れることにしました。最初にリリースしたゲームのタイトルは「My Defi Pet」です。

私たちは2つのNFTゲームを開発しました。一つが今お伝えした「My Defi Pet」、そしてもう一つが「Titan Hunters」です。

— Titan Huntersについて詳しく聞きたいのですが、その前に、なぜNFTゲームやブロックチェーン上のゲームを始めようと思ったのか教えてください

Ather氏: ブロックチェーン技術が登場する前は、私たちはいわゆる王道のゲームに特化していました。

王道のゲームとは、ユーザーがゲームをするためにお金を払い、ゲームを楽しむだけに過ぎません。

故に、もし私たちがゲームの開発や提供をやめてしまったら、ユーザーはゲーム内で得たものは何もかも失ってしまいます。

ブロックチェーンが登場しその技術とNFTゲームについて学んだとき、私たちは「これならユーザーが多くの利益を得ることができるのではないか!」と思いました。NFTゲームではユーザーがアイテムを永久に所有することができ、ゲーム上で取引したりゲームをすることで収入を得られます。これはプレイヤーにとって、素晴らしいことだと感じました。

NFTゲームやブロックチェーンゲームは、ゲーム産業においての一種の進化だと思うのです。そして、プレイヤーも確実に利益が得られる仕組みがあります。

私は、これはゲームにとっての資産革命だと思っています。さらに、私たちはゲームで遊んでいながらプレイヤーに利益がもたらされる、まさにこのようなサービスを兼ねてから提供したいと思っていました。

こういった経緯で、私たちはNFTゲームおよびブロックチェーンゲームに参入することになりました。

Ather氏のゲーム産業への参入。そしてTitan Hunters開発へ

— それではいよいよ、Titan Huntersについてお話しいただきたいと思いますが、その前にゲーム産業に参入されたきっかけを教えていただけますか?

Ather氏: 私がこの業界に参入したのは10年前です。当時、Game Bankと言う会社を設立しました。

Game Bankは、「ゲームへの課金」に取り組んだベトナムでの初の事例でした。

その後、私はかつて私たちがゲームを制作していたHorus Studioを設立しましたが、その前にもベトナム最大手の石油企業であるPetroVietnam社や、ベトナムの航空会社の1つであるVietJet Air社で働いていました。

PetroVietnamやVietJet Airのような会社は、莫大な資産や大量の航空機に加え、10,000人以上の従業員を抱えると言う点で、非常に企業価値の高い会社です。

しかしゲームスタジオの場合、たった200〜300人程度の規模で1,000万人以上のユーザーが獲得できてしまうのです。彼らの保有している資産といえば、200〜300人の従業員とコンピュータに過ぎません。

私はゲーム産業に非常な大きな可能性を感じましたし、当時とあるゲーム会社で働いている友人の年収が5,000万円以上だと知りました。

このようなことから、私はゲーム業界には大きな可能性があると感じ、ゲーム産業に参入したのです。

Titan Hunters概要

世界で30万人以上のプレイヤーを抱えるTitan Hunters

— Titan HuntersはDiabloシリーズやマインクラフトのようなゲームからインスピレーションを得ているように感じますが、こちらについてはいかがでしょうか?

Ather氏: マインクラフトやRobloxのユーザーの数を見れば、これらのゲームが人気であることは一目瞭然です。

もし私が、こういったゲームのプレイヤーの数が5億人程度であると言うことを正確に把握していれば、マインクラフトやRobloxのユーザーが好むようなゲームの開発を選択するでしょう。それらの市場は非常に大きいですからね。

ただ同時に、私たちはゲームを誰もが簡単に遊べるものにしたいと思っています。ユーザーはゲームを始める前に何かを学ぶ必要がなく、ただインストールして遊ぶだけで良いのです。そして誰でも簡単に遊べることで、膨大な数のユーザー獲得にもつながります。ユーザー獲得は同時に膨大な数のオーディエンス獲得にもつながります。

— ゲームに参加するのはとても簡単とおっしゃいましたが、無料ゲームモードについて教えてください。

Ather氏: Titan Huntersをローンチした時期はご存知かと思いますが、当時他のすべてのブロックチェーンゲームは課金が必要不可欠でした。

しかし、ゲームを始めるにあたり最初に多額のお金を支払わなければならないと言うことユーザーにとって大きな参入障壁になり得ます。

そして、私たちはこのモデルはプレイヤーにとって不便なのではないかと考えてました。

無料で遊べるモデルはユーザーが試しに遊ぶことができ、また気に入ればNFTを買うことができるため、課金しないと遊べないゲームに比べて遥かに始めやすいですよね。

これまで多くの課金制のゲームを見てきましたが、正直なところ良いゲームはそれほど多くありませんでした。

その一方で私たちのブロックチェーンゲームのモデルは無料で始められるため、ユーザーにとって参入障壁がなく良い商品であると自負しています。

ゲーム内コイン$TITAの活用方法

— もしユーザーが本格的にゲームを始め、NFTやブロックチェーンにも参入するとなった場合、彼らはどうすれば良いですか?

Ather氏: NFTやブロックチェーンに参入する場合も無料で始めることができます。

— 例えばユーザーが無料でゲームで遊び始めた場合、無料でアイテムは獲得できるんですよね?

Ather氏: はい、無料で始めたユーザーはアイテムも無料で獲得できます。

— ユーザーはアイテムを作ったりブロックチェーン上に実装することも可能でしょうか?その場合、ユーザーはいくら支払えば実装できますか?

Ather氏: はい、その通りです。ユーザーがアイテムを作る場合、コストはアイテムによって異なります。

このゲームには6種類の珍しいアイテムがあり、そのようなアイテムを作るのであれば18 $TITAかかります。また、最も珍しいアイテムを作る場合は10,000 $TITA以上かかります。そのため、コストに関しては本当にアイテム次第になります。

— 今$TITAコインについて言及されましたが、$TITAコインについて教えてください。

Ather氏: 現在は$TITAと言う名前のトークンしかありません。多くのコインを持つシステムはゲームとのバランスが難しいですから。

— ゲームにおいて、コインの使い道はミントの他にどういったものがありますか?

Ather氏: このゲームにはアイテムを安定させる機能が付いており、アイテムが不足した場合はこの安定性を再度機能させるために$TITAを使う必要があります。

— ゲーム内のコインについてはいかがですか?何に使えるのでしょうか?

Ather氏: 今後リリースするバージョンにおいて使えます。プレイヤーはアイテムをアップグレードする際にゲーム内通貨を使うことになります。

同様に、ガチャへのアクセスをアンロックする際にも使うことができます。これにより、プレイヤーはより多くのアイテムがゲットできるのです。

ガチャで一攫千金!Titan Huntersのゲームプレイとゲームエコノミー

— ゲームプレイとゲームエコノミーについて教えてください。プレイヤーはゲームをする際にどれくらい稼ぐことが期待できますか?

Ather氏: 先ほど無料で遊べるモードを搭載しているとお伝えしましたが、同時に遊びながら稼げるプレイトゥーアーン (P2E) モードも搭載しています。このモードでは誰もが利益を得ることができます。

しかし、こういったゲームには詐欺が多いことも理解しています。そのため私たちはガチャをベースとした、より持続性が高いゲームの制作に取り組んでいます。

ガチャのシステムやアイデアがとても好きで、東京ゲームショウでも多くのガチャガチャマシンを見ました。

ゲーム内でユーザーがより多くのNFTアイテムを身に付ければ、その分伝説の箱がゲットできるチャンスも増えます。また、伝説の箱にはより多くの$TITAが入っており、$TITAが当たる確率はユーザーがキャラクターに持たせているNFTの数を基準としています。

またゲーム内には最大8体のキャラクターのスロットがあり、ユーザーがNFTアイテムに付随したすべてのスロットを持っている場合は、より多くの$TITAがゲットできます。

基本的に私たちのゲームはガチャをベースとしており、運が良ければお金もたくさん稼げます。

Titan Huntersにはインベストトゥアーンと呼ばれるシステムが搭載されており、トッププレイヤーに投資すると10万 $TITAがゲットできる仕組みのため、多くの利益につながります。

Titan Huntersの今後の展望。日本市場に進出へ

— 今年の第一四半期にベータテスト版をローンチしたかと思いますが、ゲーム開発における今後の目標について教えていただけますか?

Ather氏: 先ほどもお伝えしたように、今はブロックチェーンユーザーにフォーカスしたいです。現在暗号通貨やブロックチェーン、そしてNFTが流行っていることはご存知の通りですが、冬の後には春が来るように、NFTゲームは今後より一層人気になると確信しています。

私たちは、プレイヤーにずっとゲームで遊んでもらうためには、彼らにとってゲームが楽しいものであるべきだと信じています。だからさまざまな機能を追加することにより、ゲームをより面白く楽しいものにすることに注力しているのです。クリスマス前には、協力プレイのモードをローンチすることも計画しています。このモードではプレイヤーが家族や友人と一緒に遊べるほか、これらのゲームのプレイをお友達などと共有できるようになるため、ぜひ期待していただきたいです。

私たちは既にアドベンチャーモードにおいて多くの実績を出し、よりワクワクでき楽しめるコンテンツを作ってきました。

— イベントの開催について教えてください。

Ather氏: ユーザーが長期に渡ってゲームを遊ぶためには多くのイベントが必要です。ユーザーにずっとゲームを楽しんでもらうためにはライブでのオペレーションがとても重要なのです。ゲーム制作において、私たちがこれまでに培った経験を活かすことは、良いイベントを制作する上で非常に有利なため、イベントをより流行らせることが可能であると確信しています。

— ギルドの仕組みについて教えてください

Ather氏: ギルドの仕組みは、今年完成するはずです。アドベンチャーモードにさらに磨きをかけたいですし、マルチプレイモードは開発が容易でないため、協力プレイモードの完成に尽力します。

個人的には冬が来て春が来れば、より多くの人がNFTゲームで遊ぶようになると考えており、だからこそゲームをもっとアップデートしていきたいのです。

— つまり、協力プレイモードのシステムを作れば、ギルドシステムも作られるということなんですね。

Ather氏: その通りです!

—-楽しみですね!待ち遠しいです!

新規プレイヤーの参入に加え、ゲームの収入源にはどういったものがありますか?

Ather氏: そうですね。収入を得る方法はいくつかあります。

一つは、私たちのストアからNFTアイテムを購入していただくことです。もしユーザーがゲームで遊ぶ時間もアイテムを作る部品を手に入れる時間もなければ、$TITAを使ってウェブアプリ上でアイテムを直接購入できます。

さらに今後はマーケットプレイスを導入予定であり、そうすれば取引手数料も安くなるでしょう。そして、これも新たな収入源になります。

— どのようなマーケットプレイスを導入する予定ですか?

Ather氏: コミュニティによりますね。コミュニティがマーケットプレイスの形を作り上げていくので。プレイヤーにはコミュニティに入ってもらいたいです。そうすればマーケットプレイスは巨大になることでしょう。

— バーンの仕組みについてはいかがでしょうか?トークンをバーンさせる方法はありますか?

Ather氏: 先ほどお伝えしたように、すべてのNFTアイテムは安定性があり、安定性を失った時に$TITAは稼げなくなります。そのため、安定性を継続させるために$TITAを使う必要があります。これがトークンをバーンさせる方法の1つになります。また、今後より多くの機能がゲームに搭載されれば、バーンの方法も増えます。

— 今回東京ゲームショウに出展されたきっかけを教えてください。

Ather氏: 私たちはゲームが大好きで、長きに渡りゲームを開発してきました。そして今年、私たちはコナミやセガのように、私たちの看板商品を皆様に披露すべく東京ゲームショウに出展する機会をいただいたのです。東京ゲームショウに出展することは、私たちの長年の夢でした。

Titan Huntersをリアルの市場にも出したかったですし、日本のゲームプレイヤーと会って彼らのことをもっと知るためにも日本に行きたかったのです。おかげさまで東京ゲームショウでは多くの方とお会いでき、ゲームに対する多くのフィードバックとコメントをいただきました。ご存知のように、日本のゲーム市場は非常に大きくもっと多くの日本人と提携していきたいと思いました。

このことから、東京ゲームショウに出展した最大の理由は日本の市場を学び、私たちの看板商品の認知を拡大させ、同様にあなたたちのような、私たちの会社や商品を広めてくれる現地のパートナーを見つけたかったのです。

Titan Huntersが抱える課題とは?

— 日本だけでなく世界の市場に参入していきたいのですか?

Ather氏: はい、今はマーケティングに集中したいため、世界市場に参入したいです。

— 今、Titan Huntersには何が必要ですか?例えば市場拡大の予算やチームにおいて能力の高い人材などを必要としていますか?あるいは今よりもっと多く必要なものなどがあれば教えてください。

Ather氏: 私たちのチームは開発においては十分な人材がいますしお金も不自由していないため、金銭的には最低でも1〜2年は安泰だと思っています。

今は何よりもマーケティングに集中したいです。特に日本の市場をよく理解しており、市場に入り込むチャンスを与えてくれ、ユーザーからのコメントやフィードバックを提供してくれるようなマーケティング企業に連絡を取りたいと思っています。同様に、私たちのゲームを日本市場へ拡散してくれるような企業も探しています。

— 少々トリッキーな質問にはなりますが、これまでにボットやハッカーに悩まされたことはありますか?

Ather氏: 残念ながらあります。こういったことには本当に悩まされています。NFTやブロックチェーンゲームを使えばハッカーは裕福になれますよね?そうしている間に、ブロックチェーン技術やNFTゲームはより安全になったと思っています。

チーム一丸となってこういった攻撃を防ぐために最善を尽くしています。実際、ハッカーがどうやって攻撃してきているかは分かってますし、解決策も知っています。

ハッカーからの新たな攻撃は毎日ありますが、チームですべて防止するために尽力しています。

しかし、おそらく今後会社の収益が上がれば私たちはセキュリティ部門を作り、ハッカーがどんな攻撃をしてくるか予測することが可能になるでしょう。ブロックチェーンは非常に新しい技術のため、ハッカーが今後何をしてくるかは分かりませんから。

— 最近ビットコインや他の暗号通貨の価格が下がり続けていますが、何か影響はありますか?

Ather氏: はい、あります。ほとんどすべての暗号通貨の価値が下がってますからね。これは誰にとっても非常に辛い状況だと思います。トークンを売る際にもかなりプレッシャーがありますしね。

— 素晴らしいお話をありがとうございました。私たちは日本のマーケットに精通した優秀な日本人の人材を会社にマッチングしていますので、皆様のゲームやゲームのウェブサイトの日本語への翻訳等につきましても是非お手伝いさせていただければと思います。

Ather氏: こちらこそありがとうございました。今後ご一緒できることを楽しみにしています。市場への参入機会や提携につきましてより詳しいお話ができるよう、テレグラムも作らせていただく予定です。

— はい!楽しみにしています。本日はありがとうございました!

書き手

D株式会社 - D inc.Web3 BizDev Company記事監修 - D inc.
DはWeb3のBizDev会社として、
国内外向けに対し、Web3プロジェクトの事業化支援を
ワンストップにやる会社です。

BizDevとは?
Business Development = 事業開発
職種名でもあり、職業の分野/領域どちらの意味も。
プロジェクトや事業立ち上げ、推進に関わることなら
すべてが対象になると考え、推進面でFAO3の運営中。
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE